マーズ・ポーラー・ランダー 〜絶望〜
地球を探して下さい。


「着陸に成功したという確信は薄れる一方だ」。NASAは、今年9月にも、火星探査船『マーズ・
クライメート・オービター』を失っている。そのときの原因は、メートル法とヤードポンド法の換算
ミス、という「深刻な笑い話」だった。

そして、またもやNASAの火星探査船との連絡がとれなくなった。火星からの信号は、地球との
位置関係で届く時間が限られる。信号を受けられるチャンスは4日夜(日本時間5日午後)まで
に延べ4回あった。2回は、アンテナを動かして地球を探す指令を事前に送っておいて反応を
待った。だが、いずれも信号は来なかった。


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